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【レヴュー】シーヂャン&ヌン&ペンナパー:ラムシン・ライブ実況盤

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ศรีจันทร์ วีสี-หนึ่ง พลาญชัย-เพ็ญนภา แนบชิด / สุดแซ่บหมอลำซิ่ง ชุด1(พ.ศ.2560)

伝説のペアが解散した後

かつて、ラムシンの女王と帝王的存在だったブアパン・タンソー(บัวผัน ทังโส)とシーヂャン・ウィーシー(ศรีจันทร์ วีสี)のペア。ラムシンと聞いて、まず思い浮かべるのが彼ら2人の名前でした。

บัวผัน-ศรีจันทร์

2人揃っている所を最後に見たワット・サパーンでのステージ(2015年7月25日)

しかし2人は2015年中頃、突然袂を分ってしまいます。

その後、ブアパンは若手のボーム・タナットチャイ(บอม ธนัฐชัย)とペアを組み(2017年現在はソット・ナムチャイも加えてトリオで活動中)、一方シーヂャンはロック・イサーンで活躍していた女性ラムシン歌手ワチャラーポン・ソムスック(วัชราภรณ์ สมสุข)と、後輩であるニッタヤー・サーラカーム(นิตยา สารคาม)&ヌン・パラーンチャイ(หนึ่ง พลาญชัย)たちと共に行動する事になりました。

ブアパン組はその後も順調に活動中ですが、一方シーヂャンの方は再編から1年後、再びメンバーチェンジがありました。

ニッタヤーとヌンはコンビを解消し、ニッタヤーはソロ活動、ヌンはそのままシーヂャンの元へ残りました。また、ワチャラーポンも1人で活動する事になり、新たにイサーンで活躍していたペンナパー・ネープチット(เพ็ญนภา แนบชิด)という若手女性歌手を呼び寄せ、シーヂャン&ヌン&ペンナパーという3人組での新たなスタートとなりました。

スター歌手としての潜在能力を秘めたペンナパー

ワチャラポーンやニッタヤー&ヌンと行動していた時のシーヂャン組も大好きで、ラムシンのコンサートでは一番多く観に行っていましたから(どちらかというとニッタヤー&ヌン目当てだったけど)、コンビを解消したと聞いた時はとても残念だったのですが、新たに加わったペンナパー・ネープチット(愛称:ター)はその残念な気持ちを補って余りあるほどの逸材でした。

彼女は元々イサーンで場数を踏んでいたので、全くの新人という訳ではありませんでしたが、それでもラムシン歌手としては素晴らしいセンスを持っていましたし、かなりの実力の持ち主である事は初めて観た時にすぐに分りました。

ศรีจันทร์-หนึ่ง-เพ็ญนภา

向かって右からシーヂャン、ペンナパー、ヌン(2017年2月5日)

品の良いルックスからは想像できないドスの効いた歌声、お客を上手く巻き込む話術、見栄えのする踊りなど、ラムシン歌手としての要素は充分持ち合わせていましたし、何より歌手としての存在感が素晴らしかったです。

3人の魅力を1時間に凝縮した初めてのライブ映像

そんな新たな才能が加わった彼らの初めてのライブVCDがようやくリリースされました。収録日は2017年3月5日、場所はオンヌットにあるワット・サパーンというお寺です。

このお寺はトップラインの菩提寺になっており、よくコンサート会場としても使われています。VCDとしてトップラインから発売されているライブのほとんどがこのお寺で撮影されたものです。

この時のライブは自分も現場で観ていました。実際のコンサートは4時間近くありましたが、VCDでは当然そんなに長くは収録できないので、抜粋されたものになっています。

ศรีจันทร์-หนึ่ง-เพ็ญนภา

ワット・サパーンでのコンサートにて(2017年3月5日)

収録曲は全14曲で、シーヂャンが5曲、ヌンが4曲、ペンナパーが5曲という割合です。

実際のコンサートでは若手から順に出てきて、御大のシーヂャンは最後に登場するのですが、VCDでは逆にシーヂャンからスタートする構成になっています。

VCDなので映像があまり綺麗でないのと、編集が少々雑なのが気になりますが、ラムシン・コンサートの醍醐味が上手く凝縮されていて、ラムシンが好きなら充分に楽しめる内容といえるるでしょう。

現場では雰囲気に飲まれてしまい、曲をしっかりと聴けていない時がありますが、こうしてVCDになるとしっかりと音楽と向き合えて、コンサートだけでは分らなかった彼らの魅力を再確認する事が出来ます(と同時に、ミスも結構発見してしまいますが)。

シーヂャンはいぶし銀の100%ラムシンを聴かせてくれていますし、ヌンは男から見ても改めてカッコイイと思わせてくれます。

そして一番の見所はやっぱりペンナパーですね。歌っている時はもちろん、シーヂャンやヌンの横で踊っている時も、その存在感は素晴らしいの一言です。

肝が据わっている所も彼女の良い所で、VCDには収録されていませんが、例えば突然マイクが使えなくなったりするようなハプニングがあっても全く慌てず、冷静に対処する姿からは大物の器を感じさせられます。

まだオリジナル曲はありませんが、出ればもしかするとプレーウプラーウのような人気者になるのでは、と期待したくなってしまいます。

変化の激しいラムシンの世界ですが、この3人の組み合わせは出来るだけ長く続いてくれる事を願ってやみません。

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