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【秋のモーラム・ツアー2017】Part7:新たなカリスマの誕生を見た夜

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衝撃的だったチェンカーン2日目の夜

10月5日は前日に引き続きチェンカーンに滞在。

前日の様子はこちら⇒
https://lookthungmolamfanclub.com/2018/01/01/molamtour6_lamyai/

もちろんコンサートを観るためですが、昼間は時間があったので、ゲストハウスの自転車を借りてチェンカーンの街を散策してみました。

チェンカーンは今タイ人に大人気の観光スポットで、メコン川沿いに有り、ゆったりした時間が流れている場所なのですが、それほど大きくないので1日2日あれば観光する充分です。この時も2,3時間で近場を周っただけで観光終了。この辺に関してはまったくセンスがない自分です(笑)。

夜のコンサートは前日のラムヤイの時と同じ場所で、2人の人気インディー歌手が出演する事になっていました。

1人は「プーサオ・キーラオ(ผู้สาวขี้เหล้า)」という曲が大ヒットしているメー・ヂラーポン(เมย์ จิราพร)。もう1人は、こちらも新曲「ターン・マー・ヤー・フア・サーガン(ทานหมาอย่าหัวซากัน)」が大人気のネスカフェ・シーナコン(เนสกาแฟ ศรีนคร)です。ネスは以前ラムヤイやアームと一緒にコンサートを周っていた時に何度も会っていたので、久しぶりの再会になります。

ただ、この時はまだネスのコンサートが予想だにしない状況になるとは、微塵も思っていませんでした。

メー・ヂラーポンの歌唱力は上がったか?

メー・ヂラーポンと会うのも初めてという訳ではなく、2017年1月にヤソートンでアーム、ネス、メー3人のコンサートがあった時に観に行ったので、その時に会った事がありました。

2017年1月29日、ヤソートンのパブ「ビアソット」にて。

当時、彼女の最初の曲「プーサオ・ガオ(ผู้สาวเก่า)」が結構ヒットしていたのですが、なかなかバンコクに来てくれなかったので、コンケーンでモーラム・フェスティバルを観た後、時間を作ってヤソートンへ観に行ったという訳です。

しかし、この時メーには悪い意味で裏切られました。お世辞にも歌が上手いとは言えないほどの歌唱力だったんです。自分は必ずしも「歌が上手くなければダメ」とは思ったりはしないのですが、彼女の場合はさすがに聴くに耐えられるレベルではありませんでした。

仮に歌以外の事(例えばトークが上手いとか)でマイナス面を補えたりすれば、また印象も違っていたのでしょうが、それも無く、非常にガッカリしたのを今でも鮮明に覚えています。

◆その時の証拠動画


しかし、それから9ヶ月が経ち、きっとその辺も変わっているのではないか、と期待半分不安半分で彼女の登場を待ちました。

で、結論から言うと、メーの歌唱力は「若干」は上達していたようでした。

ただそれはアップテンポの曲に限っていえる事で、リズムの強い曲だと多少のごまかす事がききますから、そんなに気にならないというのが本音です。

それが、スローの曲になると途端に音程がガタガタになってしまうという(しかも自分の持ち歌であるプーサオ・ガオが一番ダメって、どういうこと?w)。残念ながら手放しで絶賛できるほどには上手くはなっていなかった、というのが正直な所です。


ネスのカリスマ的人気を垣間見た瞬間

メーのコンサートはさすがに曲がヒットしているという事もあり、そこそこ盛り上がりましたが、自分にとっての本番はこの後です。

この旅でどうしてもネスのコンサートが観たかった理由は、新曲が好調という事もありますが、どうも彼女を取り巻く環境が大きく変わっているのではないかという胸騒ぎがしたからです。

メーの出番が終わりかけた頃、舞台裏に行くと既にネスがスタンバイをしていました。2ショット写真を撮ってもらいつつ、「どうやって来たの?」などとお決まりの会話をした後、ステージ前にもどり彼女の登場を待ちました。

すると、ネスの出番が近づくにつれ、どんどん増えだす警備員。最終的には20人近くが舞台前にズラッと並びました。

写真では半分しか撮れていませんけど、こんな感じでステージ前の端から端まで警備員が仁王立ちするという状況。女性歌手のコンサートでこんな光景は見たことありませんでした。

この時は何故こんな事になっているのか把握できませんでしたが、思えば客層が前日のラムヤイの時とはだいぶ違っている感じはしていました。

そしてバックバンドの演奏がはじまり、いよいよネス本人が登場する段階になると、湧き上がる客席。中には絶叫する声も聞こえてきます。

そもそもネスは以前から熱狂的なファンを持っていました。その時から他の女性歌手とは違うキャラクターであろう事はうすうす感じていたのですが、新曲のヒットでそれがさらに拡大したようです。

ネスの場合、単なる流行歌手というのとは違い、言動やライフスタイルが同世代から圧倒的に支持されていて、それはカラバオやポンシット・カムピーのような、プア・チーウィット歌手にファンが心酔するのに近いと思ってくれれば分りやすいのではないでしょうか。

インディーブームで自作自演する女性歌手は増えていますが、その中でもネスは特異な存在と言えます。

そんなコアなファンが集まったこの日の会場。何も起こらない方が不思議な空気が充満していました。そして案の定2曲目の終わり頃からざわつき始める客席。ただ、ネスも慣れている様で、落ち着いて状況を確認して「もう少し冷静になってもらう事できますか?」と観客をなだめていました。

これをキッカケに客席に散って行く警備員たち。舞台上からはトランシーバーを持ったリーダーが終始にらみをきかせている光景は、かなりスリリングでした。

結局、コンサート中いざこざは3回ほど起こったようです。

そして終わり間際にも、再度ネスの人気のすさまじさを実感させられた事がありました。終了と同時にネスとの写真を撮ってもらおうと、ファンが一気に舞台裏になだれ込んで行ったのです。その数は前日のラムヤイの比ではありませんでした。

ネスと写真を撮ろうとずらりと並ぶファン達。

ネスもファン対応は非常に丁寧なのですが、とにかく数が凄いので一体これ何時終わるんだろうか?という状況でした。結局、最後のファンまでなんだかんだで1時間近くかかったでしょうか。

別れ際「またね~」と挨拶をして、翌日のコンサートがある場所へと向かっていったネス一行。

イサーンの最前線を目の当たりにした、衝撃的な夜でした。

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