コラム コンサートの歩き方 リポート

歩いて分ったコンサート巡りのポイントとコツ【イサーン・パタヤ編】

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10月10日でひとまずバンコクでの滞在も終わりました。

バンコクでのコンサート巡りで気がついたポイントとコツに関しては、こちらの記事↓にまとめてありますので、ご参照いただければと思います。

歩いて分ったコンサート巡りのポイントとコツ【バンコク編】

その後、10月11~23日はイサーン~パタヤを13日間かけて周ってきました。

日程と滞在場所、イベントは以下の通りです。

日程 滞在場所 イベント
10月11日 コンケーン プラトム・バントゥンシン楽団開きコンサート
10月12日 コンケーン なし
10月13日 ムクダハーン モーソーvsセーンダーオ(中止)
10月14日 コンケーン ラッタナシン・インタータイラート楽団開きコンサート
10月15日 ウドンターニー バイポー・ラッティヤー
10月16日 ローイエット ヌン・パラーンチャイ&ドークムーイ少年院慰問
10月17日 カムムアン(ガーラシン) シラピン・プータイ
10月18日 マハーサーラカーム ドゥアンチャーイ、モーラム・ヂャイグンローイ楽団開きコンサート
10月19日 マハーサーラカーム バイポー・ラッティヤー
10月20日 スワンナプーム(ローイエット) シーヂャン&ヌン・パラーンチャイ、ペンナパー・ネープチット
10月21日 ブリーラム(チャーン・アリーナ) ロットヘー・イベント(バイポー・ラッティヤー、ドークケー)
10月22日 パッタヤー シアン・イサーン
10月23日 バンコク~帰国

6月にタイに行った時はバンコク~イサーンを2往復したので、今回はそれと比べると移動は控えめだったと思っていたのですが、こうしてまとめてみると結構移動していますね。

参加した各イベントの事については、ひとつひとつ触れていくと膨大な記事の量と時間がかかってしまいますので、それらについては後日ピックアップして、別記事にまとめたいと思っています。

ですので、ここではイサーンでの移動について気がついたことを中心に、皆さんがイサーンに行った時に役に立つ情報をお伝えいたします。

僕の知る限り、イサーンをひとりで、公共の交通機関を使ってこういう行動をしている日本人というのは、かなり少ないのではないのでしょうか。

故に情報が非常に少なく、常に失敗の連続です。

しかし、思えば、僕がバンコクでのコンサート巡りの際に役立った情報というのは、それを教えてくれた師匠が自らの足で歩いて、失敗を繰り返し築き上げられたものでした。

ですので、僕のこれらの失敗が、これからイサーンを周ってみようと思っている人達の役に少しでも立てばと思っています。

バンコク⇔イサーンの移動はナコンチャイエアーがおススメ!

イサーンへ行く時は極力バスを利用します。飛行機は必要に駆られた時くらいしか使いません。

理由は安いという事もありますが、バスの方が断然旅情を感じられるからです。

窓の外に広がる景色を見ていると「イサーンに来たんだなぁ~」という気持ちの切り替えもできますし、様々な場所の確認もできます。

使うバス会社はナコンチャイエアーを最優先に選んでいます。

ナコンチャイエアーのWEBサイトより(https://www2.nakhonchaiair.com/)。

ナコンチャイエアーはバスが非常に綺麗なのと、ホスピタリティーも高いですし、時間もかなり正確です。ファーストクラスだと3列シートなので、ストレス無く、長時間のバスの中でも快適に過ごせます。

それと、バンコクも含めて各地方に専用のバスターミナルがある所もナコンチャイエアーの特徴です。

バンコクの場合はモーチットバスターミナルの近くにナコンチャイエアー専用バスターミナルがあり(近くと言っても歩いて行くのは無理です)、そこから各地方に発着しているので、ゴミゴミしたモーチットに行く事なくバスに乗れて快適です(ちなみに、ナコンチャイエアー専用バスターミナルから出発するバスはモーチットには寄りません)。

◆バンコクのナコンチャイエアー専用バスターミナル

しかも、フードコートもあり、セブンイレブンもあるので、大変便利です。

ナコンチャイエアーを利用する際の注意点は、日程が決まったら早めに席を確保しておいた方が良いという事です。

ナコンチャイエアーはタイ人にも非常に人気が高いので、当日バスターミナルに行って「ナコンチャイエアーに乗りたいんです」と言った所で、確実に席が確保できる保証はありません。

僕は以前、ウボンラーチャタニーからバンコクに帰るときにナコンチャイエアーを使おうと思い、帰る日の当日にバスターミナルに行ったら、とっくに満席だったという事がありました(その時は適当なバンコク行きのバスに乗ったのですが、ボロい上に遠回りで、10時間程度で到着する所が13~14時間掛かりました)。

ナコンチャイエアーの予約はネットからも可能(会員登録不要。英語表記にも変更可)です。

https://www2.nakhonchaiair.com/view/ 

支払いは現金またはクレジットカードが利用できます。ただし、現金払いの場合、手続き完了後3時間以内にセブンイレブン(発券手数料20バーツ)またはナコンチャイエアーの窓口などで支払いの手続きをしなければ、自動的にキャンセルになってしまうのでご注意を。

地方都市ではGrab Taxiが便利!

イサーンの地方都市でも、タクシーなど公共の交通網がしっかり整備されている所はいくつかあります。

例えば、コンケーン、ウドンタニー、マハーサーラーカム、ウボンラーチャターニーetc.

しかし、流しのタクシーが走ってはいるものの、バンコクと同じような利便性は望めず、なかなか捕まらない時が多々あります。

そんな時に便利なのがGrab Taxiです。

ブリラムで滞在したホテルのフロントに置かれていたGrab Taxiのキャンペーン広告。

Grabとはマレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムなど、東南アジアで運用されているタクシー配車サービスです。

スマートフォンにアプリをインストールして、現在地と行き先を指定すれば、近くにいるGrab Taxiに登録されている車が迎えに来てくれるという大変便利なもの。

適正な料金も表示されるので、メーターを使わない悪徳タクシーのようなボッタクリもありません(表示される料金には呼び寄せ料20バーツも含まれています)。

登録されているのはタクシー会社の車だけでなく、一般の乗用車もありますが、全ての運転手を面接して登録しているそうです。ですので、危ない目にあう心配は100%無いとは言えませんが、過剰な心配する必要はないでしょう(僕もこれまで何度も利用していますが、そういう目にあった事はありません)。

しかし、残念ながらGrab Taxiには欠点もあります。

それは、各都市の中心部で運用されている事が多く、中心部から離れるとなかなか捕まらない事。そして、日本語アプリがリリースされていない事です。

とはいえ、いざと言う時の為にアプリはインストールしておいた方が良いでしょう。

↓インストールはこちらから。

Google Play で手に入れよう

App Storeからダウンロード

 

バスターミナルに到着したら、すぐにタクシーの電話番号を押さえておく

◆コンケーン、ブリラム、ウドンターニー、ムクダハーンのタクシーの電話番号

「Grab Taxiが便利!」とは言いましたが、イサーンではまだ万能ではありません。利用できるのは中心部の極一部だけです。

ですので、最終的に一番信頼できるのが、やはりタクシー会社のタクシー。

10月13日にムクダハーンの第二友好橋の袂でコンサートがあるというので、行ってみたのですが、行きはバスターミナルにいたトゥクトゥクを使って行く事ができたものの、帰りは周辺にトゥクトゥクもいなく、流しのタクシーも通らないような状況でした。

多分そういう事もありえるなと思って、バスターミナルにあったタクシーの広告の写真を撮って電話番号を控えておいたので事なきを得ましたが、もしそうしていなかったら結構やばい状況でした。

ムクダハーンのタクシー

ですので、バスターミナルに到着したら、まずタクシーの電話番号を控えておく癖を付けておいた方が安全です。

あるいは、行きにタクシーを使ったらその運転手の電話番号を聞いておくなど、方法は何でも良いので、確実にゲットしておきましょう。

また、タクシーを呼ぶ際は当然タイ語になるのですが、簡単なタイ語でも必要な事を伝えられれば呼ぶことは出来ます。

相手に伝えるべき事は3つ。「タクシーを呼んで欲しい」という要望と、「自分が今どこにいるのか」、「どこに行くのか」という事です。

「タクシーを呼んでもらえますか」はタイ語で「リアック・タクシー・ダイ・マイ(เรียกแทกซี่ได้ไหม)」です。女性なら「カ(คะ)」、男性なら「クラップ(ครับ)」を語尾に付けましょう。

「私は今***(場所)にいます」というのはタイ語で「トーンニー・ユー・ティー***(ตอนนี้อยู่ที่***)」。

この時、出来るだけ分かりやすい場所にいた方が確実にタクシーに会えます。例えばランドマーク的な所(デパート、お寺、ホテルなど誰でも知っている場所or地図に表示される場所)がベストです。

最後に「ヂャ・パイ・ナイ?(どこに行きますか)」と聞かれるので、行きたい場所を告げれば、そう時間が掛からずにタクシーが迎えに来てくれるでしょう。

タクシーを呼ぶ事が出来れば、イサーンでの行動はかなりし易くなります。

10月13日は要注意!

10月13日が何の日かパッと思い浮かぶ人は、きっとタイに深い思い入れを持っている人でしょう。

この日はラマ9世プミポン前国王が逝去された日です。2018年であの日から2年経ちました。

去年(2017年)の10月13日はプミポン前国王のお葬式が行われるという事で、歌手や楽団はその日の前後はコンサート活動を自粛しました。

モーラム楽団はちょうど楽団開きの時期に当るので、去年だけはずらして多くの楽団が9月下旬頃から楽団開きコンサートを行いました。

しかし、今年の10月13日は特別な対応をする様子はなく、普通にコンサート予定が沢山でていました。

旅行日程を立てる時からこの日は果たして大丈夫なのだろうか?と気になっていたのですが、当日になっても特に自粛ムードは感じられなかったので、問題なくコンサートは行われるだろうと安心してしまい、以前から会いたかった歌手のコンサートがあるというムクダハーンに行く事にしました。

これがムクダハーンの告知。しっかりと10月13日と書いてある。

念のために昼過ぎにもプロモーターの投稿をチェックし、写真だけでなく現場のドローン中継までしていたので、これなら間違いなくコンサートがあるだろうと確信していたのですが・・・。

現場であるタイ-ラオス第二友好橋に到着したのが20時半頃だったでしょうか。

すぐに会場が見つけられず、川沿いでチムチュムを食べていた人たちに聞いたりしてようやくたどり着いたのですが、人がいないどころかネオンすら点いていない状態でした。

時間的に早いからかなと思い、時間つぶしに辺りをぶらぶらして、9時半頃にもう一度会場に戻ってみたのですが、状況は先ほどと全く変わっていませんでした。

どういうことだ?と、もう一度プロモーターのSNSを確認してみた所、なんと日付が15日に変わってる!!!

全身から力が抜けるようでした。会場には舞台は作られていたので、そこにいた人に「今日、中止?」と聞いたところ、「15日になったよ」と。やはり・・・。

この日は他にも沢山のコンサートが予定されていたのですが、どこからかお達しがあったのか、かなりの数のコンサートが中止になったようです(昼のコンサートは予定通り実施されていたようですが)。

ルークトゥンモーラムのコンサートでドタキャンは日常茶飯事ですが、ラオスとの国境まで来てのドタキャンはさすがに堪えました(笑)。

という訳で、来年はどうなるか分かりませんが、コンサート巡りをする際、10月13日は充分気をつけましょうという話でした。

大型バスとロットゥーを上手く使い分ける

イサーンでの移動は基本車になります。

バス、ロットゥー、ソンテウ、タクシーと色々ありますが、別の県への移動はバスかロットゥーのどちらかがメインになるでしょう。

左上から時計周りにバス、ロットゥー、ソンテウ、タクシー。

どちらが良いのかというのはケースバイケースですが、「バス=(運賃が)安いが遅い。座席が大きいのでゆったり出来る」、「ロットゥー=早いが(運賃が)高い。座席は狭いので荷物が沢山あるときは不向き」。

ロットゥーが高いと言っても、バスと比べてそんなに差がある訳ではないので、だったらロットゥーの方が良いんじゃない?と思ってしまいますが、ご存知の方も多いように、ロットゥーはスピードを出しますので、その分危険度も増します。

なので、僕はバス優先で急ぎ気味の時はロットゥーというように使い分けています。

サーイ3(パッタヤー)でコンサートが行われる場所は北と南がある

タイに行くようになってまもなく10年になろうという僕ですが、パタヤに行くのは今回が初めてでした。

今まで行かなかった理由は、パタヤでしか観られないコンサートが無かったという事。

しかし、モーラム楽団がバンコクに来る際には必ずと言っていいほどパタヤもツアースケジュールに組まれているので、一度観に行ってみるのも良いかな、と思い今回行く事にしました。

ちょうど楽団開きをしたばかりのシアンイサーンが10月22日にパタヤに来るという事で、それに合わせてブリラムからコラートを経由してパタヤへと入りました。

コンサート会場はサーイ3(サーム)というパタヤを南北に走っている通りで行われるようで、事前に場所を確認し、宿もその近くに取ったのですが・・・、実はこのサーイ3でコンサートが行われる場所は北と南があるという事を行って知りました。

というより、以前から「サーイ3北」、「サーイ3南」と看板に表記があったのが何のことだか行くまで分っていなかったというのが正確な表現でしょうか。

この様に看板にはサーイ3の北か南の表記がある。

パタヤ中央通りを中心とした地図

地図をご覧いただけると分りやすいと思いますが、サーイ3とクロスする形でパタヤ中央通りが走っていて、そこを基点に北と南を分けているようです。

10月22日のシアンイサーンのコンサートはサーイ3の北の方だったのですが、そこをすっかり見落として、Google Mapで調べて見つけた場所がサーイ3の南でした。

サーイ3にはその1ヶ所だけだと思い、宿もその近くに押さえたのですが、行ってみれば当然の事ながら何も無く・・・。せっかくここまで来たのにまた中止か?と焦って、モーターサイの兄ちゃんに聞いて、そこでようやくサーイ3には2ヶ所のコンサートで使われる場所があると分かった次第です。

シアンイサーンのコンサートは無事観る事ができました。

パタヤでコンサートを観に行く際は、場所をよく確認しましょう、というお話でした。

その他のコンサート巡りで知っておきたいポイント

その他バンコク~イサーンでコンサート巡りをする際に、知っておいた方が良いというポイントをいくつかお伝えします。

1月、2月のイサーンは寒い

タイはどこも暖かいと思っている人もいるかもしれませんが、1月、2月にかけてのタイは気温が下がります。

バンコクはそうでもありませんが、イサーンは15度以下になることもあり、しかも夜間にコンサートを観ている時は体感温度的にはかなり寒く感じます。

日本の冬仕様でもOKと言っても全然大げさではない、というのはこの時期にイサーンに行ったことがある人なら分ってもらえるでしょう。

この時期にイサーンに行く際は、防寒対策はしっかりしていきましょう。

履物はすぐに洗えるものにする

これはイサーンに限らない事ですが、ルークトゥンモーラムのコンサート会場になる場所は、整備されていない空き地が使われる事が多いです。

なので、コンクリートになっている所はかなり少なく、ほとんどが土なので、雨が降った後などはぬかるみになりますし、乾いていても砂埃で汚れる事が多いです。

ですので、履物は汚れてもすぐに洗えるものにしておいた方が賢明です。

僕はタイで買った安物の偽クロックス(一応ADDAというタイのブランドだけど)を履くようにしています。これならすぐに洗えますから。

僕が実際に履いているもの

ちなみに、この旅でほぼ毎日のように履物を洗っていました。

宿は直前まで予約しない

日本人って、早めに宿を予約しておかないと泊まる場所が無くなってしまう、という恐怖感にいつも駆られているような気がしますが、コンサート巡りをする上ではその考えは捨てた方が良いです。

というのも、直前で情報が出てくることが間々ありますし、有名なイベントが無い時なら宿が埋まってしまうという事はほとんどありませんから。ぶっちゃけ、飛込みでも全然余裕です。

それに、先に宿を押さえてしまうと身動きが取れなくなってしまいます。キャンセル料を払っても良いくらいの余裕があるならまだしも、ほとんどの人は出来るだけ無駄な出費は抑えたいでしょうから。

できればタイ文字は読めるようにしておきたい

これは一長一短で出来る事ではありませんが、タイを旅する際はやはりタイ文字が読めるようになっておいた方が、様々な点で便利です。

特にイサーンで行動する際は少しでもタイ文字が読めた方が、いざという時に役に立つ事が多々あります。

タイ文字学習の本でおススメなのが、中島マリン先生著の「挫折しないタイ文字レッスン」です。僕もこの本で勉強してタイ文字が読めるようになりました。

タイ文字の勉強というと、「コー・カイ表」というタイ文字のアルファベットを並べた表を力ずくで覚えようとする人がいますが、あれは日本人には不向きですし、時間も掛かります。

しかし、この本では我々に覚えやすいように「あいうえお」をタイ文字で書くという方法を取っているので、日本人には非常に分りやすく、確実に読めるようになります。

日本人がタイ文字を勉強するには最高の本です。


 

イサーンでの移動はバンコクや有名な観光地に比べるとハードルが高いですが、音楽に興味がある方なら一度は訪れていただきたい場所です。

その際はこの記事を参考にして頂けると嬉しいです。

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