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◆ルークトゥンモーラム新曲ピックアップ(2019年12~2020年3月編)

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相変わらず新型コロナウィルス「Covid-19」の収束の兆しはまったく見えませんが、つい気が滅入る日々を、タイ音楽を聴いて解消しましょう。

しばらく更新が滞っていたという事もあり、かなり久しぶりになってしまったこの新曲まとめですが、ここ最近(特に3月)ルークトゥンモーラムで良い曲がたくさん出ていますので、皆さんに紹介したいと思います。

今回は2019年12月~2020年3月に公開された曲の中から8曲と、番外編として4月に公開された曲1曲と、ちょっと少し前の曲ですが、コンサートで人気のあった曲を2曲をプラスして、計11曲をピックアップしました。

皆さんのお気に入りの曲が見つかれば嬉しいです。

曲は公開月ごとに分けています。

2019年12月公開の曲

1曲目の2019年12月19日に公開された、「メー・チャイ・ラーン・トゥアイ(母さんに皿洗いを命じられる)」という曲を歌うマリオ・ヂョークという人は、正直この時まで知りませんでした。

どうやらイサーンでは人気があるコメディアンのようです。

ちなみに、この前の曲「ブロック・グー・サー、Eパーク(บล็อกกูสา Eพาก)」も結構再生回数が上がっていて、8か月で7000万回に到達しようという勢いです。

この曲は、それをさらに上回る人気で、公開から4か月で7000万回を超えました。

ひたすら「皿をあらってくれ~」と追いかけてくる母親の事を歌ったこの曲。日本人には何が面白いのか、分かりにくいかとは思いますが、このコミカルな感じの曲を聴いているだけで、自然と気持ちも軽くなっているから不思議です。

好きか嫌いかがはっきり分かれそうなキャラクターですが、僕は好きな方です。歌もしっかりしていますし。

共演しているラムパイ・セーントーンはベテランのモーラム歌手のようです。

1.แม่ใช้ล้างถ้วย -​ มาริโอ้ โจ๊ก ft. รำไพ แสงทอง (2019.12.19)

2020年1月公開の曲

こちらもコミカルな感じの曲。

2020年1月13日に公開された、ポット・サーイインディーという人が歌うこの「マローン・ゴーン・ゲン」という曲は、公開当時から歌手の間では話題になっていて、カラオケ・ヴァージョンが無料で公開されていたこともあり、こぞってカヴァー動画がアップされました。

実は、この曲の人気に火をつけたのは、このオリジナル動画とほぼ同時期にアップされた、モス・ヂャールパット&ハッピー・パリンヤーという二人が作ったカヴァー動画だったようで、そのカヴァー動画は公開3ヶ月で1憶再生を超えています(オリジナル動画の方は公開3ヶ月で1400万再生)。

◆カヴァー動画はこちら
มะล่องก่องแก่ง[MALONG KONGKAENG] - Cover : มอส จารุภัทร Feat.แฮปปี้ ปริญญา(ต้นฉบับ : พจน์ สายอินดี้)

ポットという人に関しては良く知らなかったのですが、調べてみたらカセサート大学のサコンナコン校で農業に関して勉強をし、卒業したインテリのようです。

ちなみに、タイトルの「マローン・ゴーン・ゲン」というのは特別意味はなく、呪文のような言葉らしい。

2.มะล่องก่องแก่ง - พจน์ สายอินดี้ (2020.01.13)

2020年3月公開の曲

2020年2月にはこれといった目ぼしい曲が見つからなかったのですが、3月は盛りだくさんです。

全部を紹介すると、かなりのヴォリュームになってしまうので、独断と偏見で6曲を選びました。

まずはおなじみインリー・シーヂュムポンの、2020年3月3日に公開されたニューアルバムからのタイトル曲「ラムシン・リズム(ラムシン中毒)」です。

タイアップ曲などがぽつぽつとリリースされていたので、それほど久しぶりの感じはしませんが、アルバムとしては前作「チーウィット・ディディー(ชีวิตดี๊ดี)」が発売されたのが2017年でしたから、3年ぶりになります。

ご存じの「コーヂャイ・トァー・レーク・バー・トー(ขอใจเธอแลกเบอร์โทร)」の大ヒット以降、一般受けを狙った曲が多かったので、物足りなさを感じていたファンも多かったのではないでしょうか(僕もそのひとり)。

徐々にインリーに対する興味も薄れてきていたのですが、今回はタイトルからも察せるように、久しぶりに自身の原点であるラムシンに回帰した曲になりました。

ただ、厳密に言うと、ラムシンというよりも、今のイサーン人に受けやすい曲を狙った感も否めません(その辺はインリーの考えというより、会社の方針なんでしょうけど)。

方向性としては良いんですが、個人的にはもっとラムを取り入れてほしいですし、何なら、もっとゴリゴリのモーラムでも良いと思っているんですが、その辺はインリー自身がやりたくても、会社(Grammy Gold)が許してくれないのかもしれません。

来シーズンのモーラムコンサートでどれくらい歌われるか、楽しみです。

3.ลำซิ่งลิซึ่ม - หญิงลี ศรีจุมพล (2020.03.03)

次のラムヤイ・ハイトーンカムの新曲「ヂェップ・トロン・ニー(ここが凝ってるの)」はちょっといわく付きの曲です。

前曲「ヂャイ・シ・ペー(ใจสิเพ)」(2019年11月24日公開)からわずか3ヶ月弱の3月17日に公開されたこの曲は、自然成分のみで作られた軟膏「ワンプロム(วังพรม)」を発売している会社の創立25周年を記念して作られた曲です。

しかし、公開されたMVが卑猥との難癖をつけた人が出てきて、公開中止を余儀なくされてしまいました。

以前もシーヂャン・ウィーシーfeat.ター・ペンナパーの曲「クラーン・チュー・アーイ・ネー(ครางชื่ออ้ายแน)」でも同様の件がありましたが、確かに色っぽいシーンがありましたけど、イサーン音楽ではそれほど大騒ぎするほどのレベルのものではないという感じでした。

◆問題視された映像の一部↓

しかし、イサーンの文化をしらない他の地方のタイ人には刺激が強かったようで、あるポップス・ロック系の歌手がこのMVに関して批判的な事をSNSに投稿をしたこともあって、その影響で風当たりも強くなり、結果、削除するまでに追い込まれてしまいました。

多分、今後、新しく撮り直したMVが公開されると思いますが、この記事を書いている時点ではまだ観る事ができませんので、コンサートで歌われた際の動画でお楽しみください。

現在はオリジナルMVのダンスシーンの身を抜き出し、再編集されたMVが公開されていますので、そちらをご覧ください。

4.เจ็บตรงนี้(กดให้น้องแหน่) - ลำไย ไหทองคำ【NEW MV OFFICIAL】 (2020.04.14)

ラムヤイ関連の曲をもうひとつ。

こちらは映画「ハック・トゥート・トゥーン(ฮักเถิดเทิง)」の関連曲として制作された曲で、タイトルは「ナット・マー・ロート(跳んで会いに来て)」。2020年3月23日に公開されました。

この映画にはラムヤイの他、アーム・チュティマー、ネスカフェー・シーナコン、ジェニー・ダイモットターソットチューンといったこの曲を歌っている女性歌手の他、ゴン・フアイライ、ブン・パトゥムラート、セック・チュムペーなどルークトゥンモーラムの人気歌手が出演しています。

注目はイサーン勢の中に、南タイの歌手ジェニーがメンバーになっている事でしょう。彼女が作った曲「ルーク・クイ・タン・アムプー・プア・トァー・コンディアオ(เลิกคุยทั้งอำเภอเพื่อเธอคนเดียว)」がイサーンでも大人気だったこともあって、この中に組み込まれたのだと思います。

この曲の歌詞はイサーン語なのですが、南タイ出身のジェニーがイサーン語を歌っているという点も、この曲の面白い所です。

映画は順調にいけば4月30日公開予定なのですが、ご存じのように現在はCovid-19の影響で、映画館が休業状態になってしまっています。

もしかすると、予定が変更に変更になる可能性は充分に考えられます。

5.นัดมาโลด- ลำไย ไหทองคำ, เจนนี่ ได้หมดถ้าสดชื่น, เนสกาแฟ ศรีนคร และ อาม ชุติมา (2020.03.23)

次の曲も女性たちによるユニットの曲です。

タイトルは「ティン・リン・ティン」。3月26日に公開されました。

カネーン(・ナッヂャナン)ジェニーサーイネーンの3人はイサーン・インディーのプロダクション「シン・ミュージック」に所属する女性歌手たち。

元々は別々に活動しているので、このユニットはこの曲限定のものだと思います(評判が良ければ続くでしょうが)。

しかし、この組み合わせは非常にバランスがいい。カネーンが長女、サーイネーンが次女、ジェニーが三女というそれぞれのキャラクターが見事にはまっています。

加えて曲のノリや彼女らの歌唱力の高さもあって、YouTubeの再生回数も順調に伸びています。

個人的にも今、一番お気に入りの曲。

ぜひ、第2弾以降も続いてほしいユニットです。

ちなみにMVにはストーリーのみのヴァージョンもあります。

◆「ティン・リン・ティン(VIDEO STORY)

6.ติ้งลิงติ่ง - คะแนน + เจนนี่ + สายแนน (2020.03.26)

7曲目は5曲目で取り上げた曲にも参加していたジェニーと妹リリーの姉妹デュオによる新曲「ルー・フィアオ、ディアオ・トゥンヂャイ」です。公開は3月31日。

この曲は「Tipco ショーグン」というジュースのタイアップ曲なんですが、ジェニーは相変わらず面白い事をやっていて、この曲では自分のボーカル全編にエフェクトをかけるという、荒業をやっています。

曲ももちろん自分で手掛けていて(共作)、以前も彼女の事を取り上げた記事でも書きましたが、若いながらも素晴らしい才能を持っていると、つくづく感じます。

ちなみに、MVの最後でジェニーを連れていく男性は、ジェニーの本当の彼氏です。

7.หรอยเฟี้ยว เคี้ยวถึงใจ -เจนนี่ ลิลลี่ ได้หมดถ้าสดชื่น「Official MV」(2020.03.31)

この項目、最後の曲はチンタラー・プーンラープとロットヘーの女王と呼ばれるバイポー・ラッティヤーとの夢のコラボ曲です。

タイトルは「タートゥ・テー(本性)」。3月31日に公開されました。

独立して以降、快進撃を続けているチンタラー。ここ最近はインディー歌手とのコラボも沢山やっていて、このバイポーとのコラボもそのシリーズで企画されたものだと思います。

最近、バイポーも調子良さそうだし、彼女のキャラクターが上手く活かされています。それに、曲も良いので、このコラボは成功と言っても良いのではないでしょうか。

もうすぐ公開されるであろうバイポー自身の新曲にも期待が高まります。

8.ธาตุแท้ - จินตหรา พูนลาภ Jintara Poonlarp ft. ใบปอ รัตติยา (2020.03.31)

【番外編】

切りよく、3月中に公開された曲で終わらせて、4月以降は次回にしようと思っていたのですが、チンタラーのコラボシリーズが間髪空けずにアップされたので、併せて紹介しておこうと思います。

4月2日に公開されたこの「マハー・ソンクラーン(盛大なるソンクラーン祭り)」という曲は、チンタラーとヒップホップアーティストのゴルフ(Fucking Hero)とのコラボになっています。

意外な組み合わせですが、確かこの2組はビッグ・マウンテンとかで共演経験があったような・・・。

チンタラーの歌とゴルフのラップとのコントラストが見事な仕上がり。チンタラーの声も調子良く聞こえますし、ゴルフのラップの切れ味もさすがです。

今年のソンクラーンは残念ながら延期になってしまいましたので、この曲を聴いて、雰囲気だけでも味わいましょう。

9.มหาสงกรานต์ - จินตหรา พูนลาภ x กอล์ฟ ฟักกลิ้งฮีโร่(2020.04.02)

この後の2曲は、公開されてから少し時間が経っていますが、ついこの前までコンサートでよくカヴァーされていた曲です。

10曲目の「ミアノーイ・コーイ・ラック(浮気相手は愛されるのを待ってる)」はラムヤイやバイポーがカヴァーしていて知った曲。

公開されたのは2018年11月2日なんですが、今になって現場では結構人気になっているようです。

歌っているケーンノーイ(男性)とMR.AoM(女性)の事は良く知りませんが、MR.AoMはポップス系の歌手みたいです。

こちらも先のチンタラーとゴルフのコラボみたいに、男性と女性の歌のコントラストを上手く使った曲作りをしているのが特徴と言えるでしょう。

フューチャリングされているDJ Yoshiという人は、名前は日本人のようですが、実際に日本人なのかは不明です。

個人的にはとても気に入っている曲。

10.เมียน้อยคอยรัก : เคนน้อย x MR.Aom Ft.DJYOSHI (2018.11.02)

最後の曲も最近までコンサートでよく歌われていた曲。

歌っているメール・タウィサーという娘は、この曲で初めて知りました。

メールの独特なキャラと、イサーンらしさ満載の雰囲気が見事にマッチしているこの曲。イサーンの歌手やモーラムコンサートで人気なのもうなずけます。

タイトルの「ホーン」というのは、イサーン語で「前後に揺する」ことを表す言葉らしいです。

11.ฮ่อน - เมล ตวิษา แปดแสนซาวด์ (2019.09.19)

政府の愚策のせいで、新型コロナウィルスが完全に収束するには相当時間がかかりそうな予感が、かなり濃厚になってきた昨今の日本ですが、ネガティブなニュースばかりに気が滅入ってしまったら、タイ音楽を聴いて、心を休めてください。

タイ音楽はいつでも、皆さんを温かく迎えてくれるはずです。

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