年末年始の休みを利用して、タイに行かれた方も多いのではないでしょうか。
各地でカウントダウンイベントがあったようで、賑やかだったんでしょうね。
ただ、ルークトゥンモーラムの歌手がこういうイベントに参加することはあまりありません。
今年はチンタラー・プーンラープ(จินตหรา พูนลาภ)がICONSIAMのカウントダウンに出演していた、というのは知っていますが。
基本的に、例年、年末年始にバンコクでのルークトゥンモーラムのコンサートは無いに等しいくらい少ないです。
近年は少し増えた気がしますが、以前は本当にありませんでした。
モーラムに関しては全くありません(これは変わりません)。
理由は、バンコクにいるイサーンの人々が田舎に帰ってしまうからです。
しかし、イサーン人が戻ってくるこれから、バンコクにモーラム楽団が一気に押し寄せてきます。
という訳で、今週末からバンコクはコンサートラッシュになります。ので、今回はその情報をまとめてお伝えします。
多分、これからバンコクに旅行に行く、という方は少ないと思いますが、タイミング良くバンコクに居らっしゃる方は、ぜひコンサートに行ってみてください。
ระเบียบ วาทะศิลป์(ラビアップ・ワータシン)
名実ともに現在のモーラム楽団の中ではNo.1と言って良いこの楽団。
コンサートは満員になる可能性が高いです。
2020年1月8日(水)ワット・クローククラーク(サムットサーコン)
2020年1月9日(木)モーチットバスターミナル横(マップ1)
2020年1月10日(金)バーンヤー・プレーク高速隣接市場(サムットプラカーン)
2020年1月11日(土)ラーオ・マーケット(バーンパコン、チャチュンサオ)
2020年1月12日(日)タイワッサドゥ・ミンブリー(マップ3)
ศิลปินภูไท(シラピンプータイ)
芸術性が高いステージで、見ごたえがあるシラピンプータイのコンサート。当ブログ的には一番おススメの楽団です。
2020年1月9日(木)プラプラデーン・アーケード(マップ2)
2020年1月10日(金)ワット・クローククラーク(サムットサーコン)
2020年1月11日(土)パタヤ・サーイ3(北側)
2020年1月12日(日)タイプラガン・マーケット(バンプリー)
2020年1月13日(月)モーチット・バスターミナル横(マップ1)
2020年1月14日(火)タイワッサドゥ・ミンブリー(マップ3)
หมอลำใจเกินร้อย(モーラム・ヂャイグンローイ)
テレビ番組「世界ふしぎ発見!」でも取り上げられた事があるこの楽団。今シーズンは特に充実したステージが楽しめます。
日曜日はございませんので、ご注意ください。
2020年1月16日(木)ターロー通り入り口(パタヤ)
2020年1月17日(金)タイワッサドゥ・ミンブリー(マップ3)
2020年1月18日(土)ブッサヤマート向かい(サムローン)
2020年1月20日(月)モーチット・バスターミナル横(マップ1)
2020年1月21日(火)プラプラデーン・アーケード(マップ2)※入場無料
คำผุนร่วมมิตร(カムプン・ルアムミット)
独特のセンスを持つ楽団。年々クオリティーが上がっています。
2020年1月17日(金)モーチット・バスターミナル横(マップ1)
2020年1月18日(土)ラーンプーン・マーケット(ラヨーン)
2020年1月19日(日)プラプラデーン・アーケード(マップ2)
おすすめ会場マップ
実際に会場に行った経験から、中心部からの距離やアクセス、安全性などを考慮した上でおススメできる会場を3つピックアップしました。
ただし、必要最低限の注意は無いと危険ですので、コンサートを楽しまれる際はその点を充分ご注意ください。
【マップ1】モーチット・バスターミナル横
今更、説明不要ですが、イサーンなどに向かう際に利用する大きなバスターミナルです。
最近はこの横でモーラムコンサートをやる事が多くなってきました。
会場はバスターミナルの右横側にあります。暗くなればネオンが見えると思いますので、すぐにわかるはずです。
BTSモーチット駅からはバスが安くて便利です。運賃は15バーツほど。
若干小さめの会場ですが、帰りもタクシーがたくさん通っているので、不便はしません。
【マップ2】プラプラデーン・アーケード
以前からよくルークトゥンのコンサートなどイベントが良く行われているので、タイ音楽ファンには良く知られている場所です。
電車やバスを利用していくと手間がかかりますが、タクシーで行く際はアソークの交差点から乗れば120バーツ前後で行けます(道路状況にもよる)。何人かで行く場合は、こちらの方が安上がりです。所要時間は15~20分ほど。
大通り(スクサワット通り)に面しているので、帰りのタクシーにも不自由しません。
【マップ3】タイワッサドゥ・ミンブリー
日程的に上記の二つの会場には行けない場合はここが良いでしょう。
若干、中心部から離れた場所にありますが、ラムカムヘン通りをまっすぐ行くだけなので、タクシー代はそれほどかかりません(場所にもよりますが、中心部からは200バーツ前後)。
バスでもいけない事はありませんが、土地勘が無かったり、バスに慣れていない場合は、タクシーの方が良いです。
運転手に場所を伝える場合、「ミンブリーのタイワッサドゥ(ไทวัสดุ สาขามีนบุรี)」で通じなければ、「タイワッサドゥ・スカピバーン3(ไทวัสดุ สาขาสุขาภิบาล3)」と伝えてください。
コンサートに行く際に知っておきたい二、三の事柄
1.入場料の相場は140バーツ
場所によっては多少前後することがありますが、今バンコクでのモーラムコンサートは140バーツが多いです(1/21のモーラム・ヂャイグンローイは無料)。
2.再入場の際は腕にスタンプを押してもらうのを忘れずに!
モーラムコンサートは再入場可能です。ただし、会場から出る際は係の人に腕にスタンプを押してもらうことを忘れないようにしましょう(忘れた場合は再度入場料が必要になります)。
3.タクシーで帰る時は、コンサートが終わる少し前に会場を出るのがコツ
最後まで観てからタクシーを捕まえようとすると、他の客とタクシー争奪戦になります。
場合によっては何十分も待たなければならなくなってしまうので、終わるちょっと前に会場を出るか、最後まで観たい場合は、帰るタイミングを少しずらすと良いでしょう(コンサートの終了時間は概ね午前1時頃)。
4.タクシーで会場に向かう際は、告知画像をダウンロードして、それを運転手に見せた方が早い
運転手に行き先を伝える際は、場所の名前を上手く伝えないと分かってくれません。
そういう場合は、深い事は考えず、すぐに告知画像をみせましょう。その方が時間が無駄になりません。
ただし、運悪く道を知らない運転手にあたってしまった場合は、車を替えた方がベターです。
5.貴重品は肌身離さずに持ちましょう
これはモーラムコンサートに限った事ではありませんが、財布や鍵などの貴重品は肌身離さず持ちましょう。
女性の場合、お財布をカバンに入れている方もいらっしゃると思いますが、チャックが閉まるようなカバンにしておいた方が良いです。
また、男性はズボンの後ろポケットにお財布を入れるのはやめましょう。日本ではありませんので、抜かれる危険度は格段に高まります。
以上の事を気に留めておいてもらって、安全にコンサートを楽しんでいただければと思います。
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