あけましておめでとうございます!
昨年も相変わらず更新頻度の低いまま1年が過ぎてしまった当ブログですが、今年こそはもう少し更新できるよう、頑張りたいと思っています(毎年、言っているような気もしますが)。
年が明けたとはいえ、日本に住んでいる人にとっては、未だ不穏な空気が社会を覆っていて、100%目出たい気分になれないのが正直な気持ちだと思いますが、1年の始まりくらいは明るい未来を期待したいのではないでしょうか。
という訳で、2020年1発目のテーマは過去を振り返るのではなく、未来の方向を向いた記事にしようと思います。
そこで思いついたのが、今年、活躍を期待したい、今、注目しておくべきアーティストを取り上げる事でした。
ですので今回は、実力はあるけどまだ一部の人にしか知られていなかったり、じわじわと人気を拡大しつつある歌手やバンドを5組紹介します。
もちろん、人それぞれ様々なジャンルで注目している歌手やバンドがいると思いますが、ここではブログの趣旨にそったアーティストをチョイスしております。
それではさっそく紹介に入りたいと思います。
ส้ม พฤกษา(ソム・プルックサー)
まず1人目はラムシン歌手のソム・プルックサーです。
彼女の存在を知ったのは、2017年にアルバムがリリースされた、Grammy Goldの新人発掘プロジェクト「ノーンマイ・タイダーオ・クローンガーン2(น้องใหม่ใต่ดาว โครงการ2)」に参加していた時でした。

ノーンマイ・タイダーオ・クローンガーン2のアルバム「ヂャーク・ウェーティーファン・スー・ウェーティー・ヂン(夢の舞台から現実の舞台へ)」
หนีช้ำมาลำซิ่ง – ส้ม พฤกษา : น้องใหม่ไต่ดาว 2【OFFICIAL MV】
芯がしっかりしていて存在感のある歌を聴いて、この頃からソムの事は気になる存在になっていました。
しかし、自分が本帰国してしまった事や、ソムが基本的にイサーンでの活動を中心にしていて、コンサートでは滅多にバンコク近郊には来ない事から、未だ彼女の生歌に触れる機会に恵まれていません。
ソムの特に素晴らしいと思う所は、日ごろからモーラムの鍛錬を怠らない所にあります。
SNSで彼女のアカウントをフォローしているのですが、度々プライベートでモーラムを歌っている動画をアップしていて、これが本当に素晴らしいのです。
◆ソムがアップしていたモーラムを歌う動画
さらに、最近アップされていたガーラシンでのコンサート動画を観て、彼女の才能を改めて再確認させられました。
この動画はちょっと長めですが、ラムシンコンサートでは定番の曲から、今人気のある曲のカヴァーまで、様々なタイプの曲を歌うソムの魅力が存分に味わえます。
そして、ハスキーだけど艶やかで伸びがありつつインパクトのあるその歌声は、彼女と同じ世代の歌手の中でもトップクラスと言っても過言ではないでしょう。
ソムはヒット曲が出て全国的な人気を得るというよりも、地域に密着して地道にコンサート中心で活動していくタイプの歌手だと思いますが、多くの人に支持されてもよい才能の持ち主であることは間違いありません。
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