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【2019秋のモーラムツアー(4)】6日間モーラムコンサート三昧:前編

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前回の更新からだいぶ間が空いてしまいましたが、モーラムツアーはまだまだ続いております。

しかも、これからがこのツアーの本番といえる所で、約1週間、毎日モーラムコンサートに行くことになってしまいました。

今までもこの時期にイサーンを周ってコンサートを観てきましたが、これほどモーラム漬けになったのはこれが初めてです。

しかし、毎日観ていると今までそれほど面白くないと思っていたパートの良さが分かってきたりと、発見が多かったのも事実です。

そんな、疲れたけど実りも多かった今回のモーラム巡り。

備忘録も兼ねて、記事にしておきたいと思います。

今回は10月4~6日までに観に行ったコンサートのリポートです。

ラビアップ・ワータシン楽団開き@コンケーン(2019年10月4日)

10月4日は早朝に宿を出発し、モーチットのナコンチャイエアー専用バスターミナルへと向かい、バンコクから再びコンケーンへと向かいました。

本当はもう1日くらいバンコクに居ても良いかと思っていたのですが、最近はバンコクに居ると疲れてしまうのと、モーチットで泊まった宿があまり良くなかった事もあって、イサーンに戻る事にしました。

なぜコンケーンに向かったかというと、ラビアップ・ワータシン(ระเบียบ วาทะศิลป์)のシーズン・オープニングコンサートがあったからです。

ラビアップ・ワータシン、2019-2020シーズンオープニングコンサートの告知画像

ただ、正直、迷いがありました。

というのも、コンサートが行われるサーワティーという所がどんなところか、行ったことが無いので検討がつかなかったからです。

このサーワティーという場所はラビアップ・ワータシンの宿舎がある場所で、一応コンケーンの中心部の範囲に入る所なのですが、少し離れた場所にあります。

イサーンは旅行者が動きやすい場所は限られていて、コンケーンの様な交通網が比較的整備されているような所でも、そうタクシーや路線バスが通っている場所はそう広くありません。

行くとなるとかなりの冒険になることが、容易に想像できました。

なので、コンケーンに到着し、ホテルにチェックインしてからも、しばらく行こうかどうしようか、悩んでいました。

しかし、実はまだラビアップのオープニング・コンサートには行ったことが無かったという事もありますし、前回のオープニング・コンサートにはモーラム・ファンだけでなく、たくさんの歌手も応援に駆け付けていたようなので、きっとかなり賑やかなのかもしれない、と考えると、やはり行っておくべきか、という結論になり、行くことに決めました。

とそんな時に嫌なニュースが!

なんと、設営されていたステージが昼にあった嵐で半壊してしまったというのです。

◆コンサート直前の会場の様子↓

う~ん、これではコンサートが予定通り行われるのか、危ぶまれます。

念のために、直前まで情報を確認していたのですが、中止という知らせは見当たらなかったので、イチかバチかでタクシーで会場に向かってみました。

ある程度、想像はしていたのですが、やはりサーワティーは深い場所でした。中心部とはいえ、雑木林に囲まれた、かなりの奥地です。

にもかかわらず、到着すると会場周辺はかなりの人の数で、さすが今、一番人気の楽団だと、改めて実感させられました。

すれ違う人の中には、以前ラビアップの看板歌手で、今シーズンから新しい楽団「モーラム・ナームウィホック(หมอลำนามวิหค)」を立ち上げた、ノック・ポンサゴンの姿もありました。

会場入り口からステージへと向かう道。左端のこちら側を向いている男性がノック・ポンサゴン。

入場料100バーツを払い、さっそく会場の中へ(バンコクでのモーラムコンサートの入場料は140バーツが多いですが、イサーンではほとんど100バーツ)。

この時、時間は21時頃だったと思いますが、既にコンサートは始まっていて、会場にはかなりの人が入っていました。

しかし、問題は足場です。

直前の嵐の影響で、ほとんどがぬかるみ状態になってしまっています。

歩くのもままなりませんし、シートを引いて座る場所を見つけるのにも一苦労です。

ようやく、ステージからはちょっと遠くなってしまうけど、何とか立っていられそうな場所を見つけました。が、座るのはとても無理な状況です。

とりあえずカメラを設置し、新シーズンのラビアップのショーをじっくり観る事とします(コンサートのメインとなるパートは「ショー」と言われている)。

この楽団の凄い所はプロ意識の高さにあると、自分は思っています。

モーラム楽団の中には、歌がいまいちな人や、踊りのふりを覚えていない人、演奏が上手くない人などが、チラホラいたりしますが、ラビアップには、そういった人が少ない気がします。

さらに、ステージセットや衣装の豪華さなど、ビジュアル面でも数ある楽団の中では断トツと言えるでしょう。

この日のステージも完璧と言いたくなるほどのクオリティーの高さで、圧巻でした。

それにしても、足元が泥濘(ぬかるみ)状態なので、夜中になっても、横になって休むこともできません。

しかたなしに、池のほとりにあったベンチで少し寝ようと思ったものの、蚊が多くて、そこら中刺されまくり、とても寝られる状態ではありません。

ならばと写真を撮ろうと思い、ステージ前に戻る事にしました。

ですが、深い時間になるにつれて人の数が明らかに増えていて、すし詰めの観客で歩くのもやっと。

ステージではラムルアン(ลำเรื่อง)が始まっていて、お客さんも足元泥まみれで踊りまくってました。

ラムルアンが終わりに差し掛かった頃、空も白々と明けはじめ、トゥーイ・ラー(เต้ยลา)が始まれば、コンサートもまもなく終わりです。

タイ人達はここぞとばかりに踊りまくる人、お酒を飲みすぎてつぶれている人と様々で、この時間帯はステージだけでなく、人間観察するのも結構面白かったりします。

初めて体験したラビアップの楽団開きでしたが、行ってみて分かったのは、やはりサーワティーに行くのは大変だという事です。

帰りは控えておいたタクシーの電話番号に電話して、無事、宿に帰れましたが、気軽に行ける場所ではありませんね。

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